「がんばれ」
2023.11.24
こんにちは!
リオールスポーツクラブの黒川恭也です。
あなたは、がんばれという言葉を聞いたことがありますよね??
この言葉はあなたはどんなイメージを抱きますか⁇
僕、私ならまだまだ、頑張れる!!
まだまだ、頑張りが足りないのか。
捉え方によってはこのように全然違います。
人を励ます言葉として、最もよく使われがちな「がんばれ」。
それが使い方次第で励ますどころか、逆効果になるケースもあります。
例えば、人は誰しも心の中で、「自分は頑張っている」と思っています。
そこへ人から「がんばれ」と言われると、
「まだ、がんばりが足りないのか…」
「もっとがんばれというのか…」
と、価値観を押し付けられるように感じてしまいます。
気力がみなぎり、ガンガンつき進んでいるうちは、「がんばれ」の一言で、奮起しがんばることができます。
しかし、そうでない時は「がんばれ」という言葉は重く感じられ、いっそう落ち込んでしまいます。
人を励ます時に最も大切なのは、共感と寄り添いです。
そこで効果的な使い方になるのが、
「がんばっているね。あまり無理しすぎないでね。」という言い方です。
この言葉をもらうと、相手は「がんばっている自分」を認められた気持ちになり、さらに「もう少し、がんばってみよう」という気になります。
大切なことは、まず、相手の頑張りを100%認めること。そして、自ら前進しようという気にさせる、これが本当に人を励ますということになると僕は思います。
今、現在、自分で何かを目標を持ち、自発的にがんばっている人に対しては、
相手のやっていることに共感して、さらに将来の展望などを入れて話すと、相手はより前向きな気持ちになれます。
相手の感情にフォーカスできる会話上手な人は、相手に合わせて「がんばる」を使い分けているのです。
僕自身も日々の生活や選手たちにどのような言葉をかけるのかを意識して生活しています!
本日もありがとうございました!